大阪市東淀川区O様 BMW F15 X5 エアサス修理
BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、大阪市東淀川区O様のBMW F15 X5です。
「警告灯が点灯し、右リアだけ車高が下がる」とご連絡がありご入庫されました。
ご入庫後、早速、診断していきます。
まずは、テスターで強制的にエアスプリングにエアを充填してみます。
問題なく両側とも車高は上がったので、エア供給システムは問題なさそうです。
テスターを繋いでいるので、警告灯の診断も同時に行っていきます。
エラーコードとしては、リア左右のレベライザー異常とヘッドライト光軸異常が挙がってきています。
少し前に左リアタイヤがバーストを起こしてタイヤ交換をしたとO様から聞いていたので、
バースト時に配線などを痛めていないかリフトアップしてチェックしていきます。
確認すると、左リアのレベライザーの車両ハーネスにビニールテープが巻かれています。
ビニールテープをはがしてみると、被覆の捲れた3本の配線がまとめられています↓
まとめられている部分でショートしてエラーが出ているようです。
まずは、この部分を修理しないといけません。
本来なら車両ハーネスを交換したほうが良いのですが部品代も交換工賃も高額になるので、
被覆の捲れている部分を修理していきます。
被覆のない配線を切り取り、新たに配線を繋いで修理しました。
配線修理後、テスターでエラーコードを消去すると、問題なく消去できました。
これで、警告灯の修理は終了です。
続いて、右側だけ車高が下がる原因を追っていきます。
強制的にエアを充填し、エアスプリングに石鹸水を吹きかけてみると、
側面部分が所々、泡立ってきます。
小さなひび割れ部分からエア漏れを起こしています。
こうなっては、エアスプリングを交換するしかありません。
O様にご連絡し、部品を手配して交換作業を進めていきます。
まずは、エア漏れしているエアスプリングを取外します↓
後は、新品のエアスプリングを組み付け、エアを充填し漏れが無いか確認します。
エア漏れしていないことを確認して試運転を行い、車高が下がらないことを確認して作業終了です。
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メカニックの門田でした
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