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スタッフブログ

マツダ LW3W MPV ドライブシャフトインナーブーツ交換

BMW専門店スパークオートの津村です。
今回は珍しく国産車のマツダMPVの修理です。
実は弊社のレンタカーでヒッチメンバーを装着しているレアな子です。(笑)
時々、代車やレンタカーは点検・メンテナンスをしているのですが、今回MPVのオイル交換時期でしたので車両をリフトで上げたところ、何やらグリスが飛び散った形跡が。。。
ドライブシャフトのインナージョイントのブーツがパックリと逝ってます。
それも左右ともに。
通常ドライブシャフトのブーツ交換自体はそれ程面倒な作業ではないので、分割型ブーツの設定がない事もあり、シャフトを脱着して分解交換することにしました。
ところがこの判断が大変な事に。
まずハブ側のスプラインが固着しているのか抜けない。
あまりハンマーで叩くとネジを潰してしまうのである程度で諦め、ハブとナックルが付いたままドライブシャフトを外して作業する事に。
右側はそれでも良かったのですが、左側のシャフトが今度はミッションから抜けない。
基本的にスプラインに抜け防止のサークリップが付いているだけの構造のはずなのですが、過去ないぐらいにとにかく抜けない。
四苦八苦しながら何とか抜けてブーツ交換をしてミッション側に組み付けようとすると、今度はハブとナックルが付いたままなのが災いしてかなかなか入らない事態に。
仕方ないのでハブからシャフトを抜こうと油圧プレスにかけてみるもびくともしない。(T_T)
結果、一人がミッションとドライブシャフトのスプライン位置を合わせて、もう一人がハンマーで叩き込む事でようやく入りました。
交換後はグリスをある程度拭き取って洗浄して綺麗にしたかったのですが、とりあえず拭けるだけ拭いて洗浄は時間切れのため後日にする事に。
国産車は全メーカーのFF車のドライブシャフト脱着経験はあるのですが、ここまで手こずるとは思いもしませんでした。

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