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スタッフブログ

奈良県F様 BMW E92 M3 アンドロイドモニター取り付け(続)&ウォッシャーポンプ交換

BMW専門店スパークオートの津村です。
先日の続きです。
アンドロイドモニターの地図が出ない問題は、そもそもWifiに繋がっていなかったためデータがダウンロードされていなかったようです。
Wifiに接続して暫く経てば問題なく表示されました。
走行しての位置ズレ等も問題はありません。
ただアンドロイドモニターは言わばアンドロイドスマホなのでインターネットに繋いでいてなんぼです。
繋がってないと地図の経路検索も出来ませんので、カロッツェリアの車載WifiルーターやポケットWifiやスマホのデザリング機能でネットワークに繋いでおく必要があります。
動画を見ガンガン見たりパケットが気になる場合はカロッツェリアがオススメです。
1年契約であれば一番コスパがいいのではないかと。
後は細々とした設定関係をして完了となりました。
追加作業でウインドウウォッシャーが出ないとの事で修理依頼をいただきました。
原因は水回りでよく見るぬるぬる、ウォッシャー液が腐って細菌が繁殖して膜状のぬるぬるがタンクの壁に付くのですが、これが剥がれウォッシャーポンプを詰まらせる事で出なくなります。
BMWではよく見られる症状です。
タンクの写真左の方がうっすらと黒っぽく見えるのがわかるかと思います。
このままポンプを組み付けても再発するのでタンク内部を可能な限り洗浄します。
洗浄して行くと大量の剥がれ落ちたぬるぬるが。。。
なんとかかなりの部分取りきれました。
因みにポンプは使えなくもなさそうな感じでしたが、本体からウォッシャー液が漏れた形跡があり、再使用すると今度は漏れでウォッシャー液が減る事になりそうなので交換となりました。

ところで何でぬるぬるが発生して詰まるのかと云うと、BMW等の欧州車はウォッシャータンクの容量が4リッター以上あります。
国産車は大体2リッター程度のものが多く、要は日本ではそれほど多い容量は必要ないと云うかそこまで使用しません。
それなのにいっぱいに入れていると、長いと数年使い切れないウォッシャー液がタンク内にある事になります。
そして液が腐りだすと今回のように詰まりの原因となります。
ウォッシャータンクは何も満タンに入れておく必要はありません。
ご自分の使用頻度ってある程度わかるかと思うので長くても一年程度で使い切れるぐらいの量を入れるようにするといいかと思います。

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