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スタッフブログ

BMW E46 リアテールランプ点灯しない

スパークオート メカニック 門田です。
今回は、T様のBMW E46 330iのRテールランプが点灯しない(警告灯が点灯する)についてです。
まず、本当に点灯していないのかを、確認します。確かに、点灯していませんでした。
次に、確認しやすいバルブを、確認します。バルブは、フィラメントが切れてないかを確認して、切れてなければ、テスターを当ててバルブの単体点検します。
普通は、バルブ切れが多いのですが、今回はバルブはOKでした。
次は、バルブの取付部(ソケット)を、点検します。この部分も、意外と壊れたりします。ソケットの中の端子(バルブと接触している金属部分)が、焼けてしまって接触不良を起こしているパターンが多いです。ソケットにプラスティックの部分があると、端子が焼ける時の熱で、プラスティックが溶けて端子とバルブが接触しなくなり、電気が点かなくなるといった症状もあります。
電気が点かないといった場合は、この2つの原因が多いです。
しかし、今回は、これらが原因ではなく、バルブキャリアという部品のコネクターと車両側コネクターの接触不良が原因でした。

コネクター内の端子が焼けて周りのプラスティック部分を溶かしてしまってます。
これでは、通電しないためバルブは光りません。
こうなってしまうと、部品を交換するしか治りません。
バルブキャリアはアッセン交換、車両側は、車両ハーネスを交換すると、部品代・工賃・日数がかかるため、車両側コネクターと焼けてしまった端子だけを、交換します。

交換後の写真です。これで、ちゃんと通電しますので、バルブは光ります。
今回は、左側のテールだけだったのですが、右側も念のために、T様の了承を得てバルブキャリアを交換しました。
後は、組み付けて、左右のテールの点灯確認をすれば、終了です。

こうなってしまう原因は、複数あるのですが、
コネクターの接続が甘い
     ↓
端子が接触不良を起す
     ↓
熱を持って周りを溶かす
     ↓
溶けて端子が接触しなくなる
     ↓
電気が点灯しない

他には、
バルブの接触が悪い
     ↓
そのバルブの配線が熱を持つ
     ↓
配線が焼ける、もしくはコネクターが溶ける
     ↓
断線・接触不良を起こす
     ↓
電気が点灯しない
といった事が、考えられます。
リア側が点灯しなくなると、整備不良になりますし、事故にもつながります。

BMWの場合、警告灯で知らせてくれるので、
もし警告灯が点灯した時は、ご来店くださるか、ご連絡ください。
今回みたいな作業だけではなく、バルブ交換だけでもやりますので、ご連絡ください。

スパークオート メカニック 門田でした。

コメント

“BMW E46 リアテールランプ点灯しない” への1件のコメント

  1. 森田博巳 より:

    初めまして。WEBの検索でたどり着きました。
    リアの球を何度交換しても、警告灯が付き、ウインカーが早い点滅をします。
    E46 320i 2002年式です。
    この記事を読んで、修理していただきたいと思います。
    京都からお伺いしますが、当日で修理いただける日はありますでしょうか。勝手なお願いで申し訳けありませんが、よろしくお願いいたします。

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