兵庫県Ｈ様　Ｆ２５　Ｘ３　２０ｄ　XDrive　インテーク系カーボンウォルナットブラスター施工

BMW専門店スパークオートの津村です。
兵庫県Ｈ様のお車、ＢＭＷ　Ｆ２５　Ｘ３　２０ｄ　ＸＤｒｉｖｅのカーボンウォルナットブラスター施工のご依頼をいただきました。
ディーゼル・直噴ガソリンエンジン共にある程度の年数・走行を重ねるとインテーク系に煤が堆積して来ます。
特にディーゼルの場合、ＥＧＲで排気ガスをインテーク系に戻しているのもあるので顕著です。
非分解でインテーク系にケミカルで対処する商品もあるようですが、そのような商品で対処可能なのはごく軽微なケースです。
一定量を過ぎるとケミカルでは対処しきれないため、マニホールド等を外して洗浄や清掃が必要になります。
酷くなると燃費やレスポンスの低下のみならず、エンジン不調の原因にもなりかねないので１０万キロ程度を目安に施工をオススメ致します。
と云う事でマニホールドを外して施工開始です。
施工前のインテークポートはこんな感じ。
インテークマニホールドはこんな感じ。
スロットルボディは煤とオイルが混ざってコテコテな状態。
スロットルボディ～インテークマニホールドを繋ぐ中間パイプは煤まみれ。
ＥＧＲが繋がっている部分も煤まみれです。
専用のアダプターを装着して、サンドブラスターにてくるみの殻を細かく砕いた物を吹き付けて綺麗にします。
施工前のバルブはこんな感じで煤が積もりまくっていますが・・・
施工後はこんなに綺麗になります。
マニホールドは洗浄剤につけ置き洗浄をして綺麗に。
中間パイプ等も同じくつけ置き洗浄をしてピカピカになりました。
スロットルボディは洗えないので、ある程度汚れをこそぎ落としてからエンジンコンディショナーにて綺麗にいたしました。
全ての洗浄・清掃が終わったら、元通り組んで完了です。
今回のお車は高速走行多めなお車なので、正直酷い状態ではありませんでしたが、施工後は変化を感じていただけるかと思います。