BMWのホイール鉄粉クリーニングからコーティングまで
BMW専門店スパークオートの津村です。
欧州車乗りにとって悩み事なのがホイールの汚れじゃないでしょうか?
単なるパッドのダスト汚れだけなら洗えば落ちますが、欧州車の場合はブレーキ時にパッドだけでなくローターも削れているため鉄粉が出ます。
この鉄粉が曲者でホイールやボディの塗装に食い込みます。
手早く落としたいのであれば鉄粉取り粘土が一番だと思いますが、粘土を使うと少なからず塗装に傷が入ります。
ボディであればコーティングなりワックス前提であれば薄い傷であれば磨けば取れます。
ですがホイールは磨こうにも磨ける形状でないものが殆どだと思います。
なので可能な限り傷が入らない方法で鉄粉を落とす必要があります。
ところがホイールに付着している鉄粉はボディに比べ落ちにくく酷いパターンがほとんどです。
これはまだ程度が軽いのですが、可能な限り傷をつけずに落とすとなると鉄粉取り用のケミカルを使用する事になります。
市販品でもスプレーボトルに入った鉄粉取りクリーナーがあると思います。
かけて暫く放置するとこんな感じになって少し硫黄臭のするやつです。
大体が説明書通りにやってみても、なんや!落ちへんやんか!ってなると思います。
これ一度や二度やった程度では落ちません。
プロ用の物でもかけては少し放置→スポンジでこする→洗い流しを繰り返します。
この程度でも一本辺り40分程度はかかります。
酷い物だと1本1時間超えは普通です。
根気さえあればプロでなくても出来はするのですが、ホイール洗うだけで休みが潰れたとかなりかねません。
かと言って取れないからと放置していると、ますます酷くなり落ちなくなって行くので見た目最悪なホイールになってしまいます。
そうなる前にマメに洗えばいいのですが、そうも行かない方は是非プロにお任せ下さい。
あまりにも酷いのはそれなりに費用がかかってしまいますが、この程度の物であれば作業に空きがあれば一日預かりで綺麗になりますよ。
で、落とし終えたのがこの状態。
このまま車にホイールを組戻してもいいのですが、どうせここまで綺麗にするならコーティングもしてしまうのがオススメです。
コーティングまでかけると艶感もUPしてホイールだけ新車気分?です。(笑)
ブレーキパッドを純正から低ダストタイプに交換する時にもオススメな作業です。
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