兵庫県T様 BMW F36 435i車検整備(その一)
BMW専門店スパークオートの津村です。
兵庫県T様のお車、BMW F36 435iの車検整備の作業中です。
こちらのお車エンジンのオイル漏れがあり、そちらの修理から着手して行きます。
漏れている箇所は定番のオイルフィルターケースの取付部からです。
以前は楽勝だったこちらの作業、N55エンジンではインテークマニホールドがネックとなり、若干工数が増えてしまっています。
と云うのも、こちらのケースとシリンダーヘッドはボルト3本で取り付けられているのですが、一本だけマニホールドがもろにかぶっており、マニホールドを外すかずらすかしないと工具が入りません。
完全に外すとなると、色々周辺の部品を取り外す必要もあるため、最小限の取り外しでずらして作業して行きます。
先にエンジンオイルクーラーを取り外して、ラジエターアッパーホースも外しておきます。
漏れたまま長く放置していると、アッパーホースジョイント部のオイルが入り込みシールが傷み、外した後に再度取り付けると冷却水の漏れを引き起こす事があります。
取り外した時の状態が悪い場合はアッパーホースも交換になる事もあります。
今回は大丈夫でした。
外れたら古いパッキンを外して洗浄します。
別に取付部だけ綺麗にすれば問題はないのですが、ドロドロのままよりは綺麗に洗っておいた方がお客様の見る場所ではありませんが気分がいいですよね?
洗浄が終わったら、新しいパッキンを取り付けてエンジンに組み付けて行きます。
その二に続く・・・
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