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スタッフブログ

奈良県I様 BMW R60 MINI Countryman インテーク系洗浄・ウォルナットブラスト施工(後編)

BMW専門店スパークオートの津村です。
先日の続きです。
とにかくインテーク系の汚れが尋常じゃなかった今回のMINI。
8万キロ台であれば通常一度の浸け置き洗浄で済むところが三度繰り返し、尚且つ高圧洗浄も併用で何とかインテークマニホールド内部が綺麗になりました。
スワールコントロールバルブ周りやインテークマニホールド奥もピカピカに。


インテークマニホールド入口奥も綺麗に。


接続パイプもピカピカです。

もちろんEGRバルブやスロットルバルブやセンサー類も綺麗に清掃。
全て元通りに組み付けて冷却水を充填後エンジンの始動確認の前に。


DPFの洗浄剤をDPF内部に噴霧してエンジンを始動。
テスターを繋いで強制再生をかけます。
全て問題なく、最後に試運転を一時間程度の予定で出たところ、30分程走行したところで突然エンジン警告灯が・・・
最初に危惧していたEGRバルブがタイミングがいいのか悪いのか壊れたようです。
まぁ納車してから壊れるよりはいいのかも知れません。
急遽EGRバルブ交換の追加でお客様に追加見積もりを連絡。
すぐに部品を手配します。
壊れたEGRバルブをバラしてみたところ、赤丸の所に収まっているはずのベアリングが破損してベアリングカラーが脱落していました。
シャフトの動きも若干渋めなので負荷がかかり徐々に壊れていたのがタイミング悪く(良く?)試運転中に壊れたようです。
おそらくは大量の煤が溜まっていたのも、こいつの動きが渋かった事でちゃんと制御がなされていなかった事が原因かと思われます。
部品の手配もスムーズに行き、納車予定も変更せずに済みました。
EGRバルブはわりと良く壊れる箇所なので、EGRクーラーの洗浄をする時は交換で予め部品代を入れたいのですが、入庫時に問題なければ見積もりに入れるのも少し躊躇はします。
次回からは交換推奨で声掛けだけでもしようかと思ったのでした。

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