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スタッフブログ

京都府N様 BMW F45 218d車検整備

BMW専門店スパークオートの津村です。
先日エアコンシステムクリーニングの記事を書いた京都府N様のお車、BMW F45 218dの車検整備編です。
先ずは冷却水を抜いて、エンジンオイルを抜きオイルフィルターも交換します。
新品オイルフィルターを蓋側にセットして取り付けます。
フィルターケースの蓋にはフィルター交換時用にオイルを抜くドレンがありますが、そちらも新品に交換して規定トルクで取り付けます。
続いてエアクリーナーを交換します。
比べるまでもないぐらいに古いエアクリーナーは汚れていますね。
冷却水を専用ツールで一度真空引きしてから注入します。
こうする事で後のエア抜きが楽になります。
ブレーキフルードを抜き換えします。
リザーブタンクをセットして各キャリパーから古いフルードを抜いて入れ換えます。
ATFを交換します。
サンプリングで抜いたATFは結構汚れています。
本来はほぼ透明なATFなのですが、BMWのFF車に搭載されているアイシン製ATは内部にフィルターがないのでかなり汚れます。
定期的に(2万キロ毎程度)ATFを交換する事で無用なトラブルを極力避ける事が出来ます。
新しいATFを注入する前にオーバーフローパイプを新品に交換しておきます。
テスターを繋いで温度管理の上で量の調整をしてATF交換は完了です。
最後にDPFの洗浄をします。
リキモリのDPFクリーニングシステムを使用します。
ところでこの洗浄剤ですが煙がめっちゃ出ます。
BMWは走行しないと強制再生がかけられないので、洗浄剤注入後の強制再生のための走行では後ろの車がヒクぐらい煙が出ます。
正直壊れてる車なのかと思われてる可能性も・・・
弊社界隈でやたらと白煙を上げながら走行しているBMWを見かけたら、それは多分DPFの洗浄後の強制再生作業中なので心配しないであげて下さい。
パトカーがいたら整備不良で止められやしないかちょっと心配しながら走っています。(笑)

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