令和7年4月から車検を受けられる期間が伸びます
BMW専門店スパークオートの津村です。
現在継続検査を受ける時は、車検証の有効期限を変えずに受ける場合、車検証の有効期限の1ヶ月前から受けることが出来ます。
これが来年(令和7年)4月からは2ヶ月前からの受検が可能になります。
勿論それより前に受検する事も可能ではありますが、車検証の有効期限が受検日が起点となってしまうので現在の有効期限を損した形になります。
2ヶ月前から継続検査が受けられるようになる背景は、毎年年度末2月3月辺りに継続検査が集中するため、働き方改革の絡みもあっての変更のようです。
何故年度末に継続検査が集中するのかは、年度末が自動車メーカーやディーラーや販売業者が決算期なので、この辺りに自動車販売が集中している事も原因かと思います。
特に新車の場合は値引き率が多くなったり、オプションを安く付けられたりで消費者側もこの辺りに購入されるケースが多いのもありますね。
2ヶ月前から継続検査を受けられるようになる事に併せて、自動車損害賠償保障法施行令も改定されるようです。
自動車損害賠償保障法施行令(昭和 30 年政令第 286 号)第 11 条第4号に規定
する「国土交通省令で定める期間」の拡大(自賠法施行規則第7条関係)
保険会社(組合)に対し、自動車損害賠償責任保険(共済)に係る保険期間(共
済期間)の末日がその申込みの日から起算して、これから検査を受け、記録される
こととなる自動車検査証の有効期間に「一月」(離島に使用の本拠の位置を有する
自動車について継続検査を受ける場合にあっては、「二月」)を加えた期間を経過
する日より前の日までの契約の申込みについて、契約の締結義務を課していると
ころ、継続検査を受けるものにあってはこれを全国一律に「二月」とする。
以上のような改定がなされるようなので継続検査時の自賠責加入期間は通常であれば現行の24ヶ月が25ヶ月に変わるのでしょう。
そんな感じで自賠責に関しては今までより1ヶ月分保険料を多く払う事になりそうですね。
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