ＢＭＷ　Ｆ４６　２１８ｄ　サンルーフローラーブラインド修理

ＢＭＷ専門店スパークオートの津村です。
先の続きです。
ＢＭＷ　Ｆ４６　２１８ｄのサンルーフローラーブラインドの動作時、バキバキ音がしてブラインドの生地も垂れ下がって来るとの事で修理です。
動作させてみると、確かに無理に動かしたら壊れそうな感じでバキバキ音がする上に、途中で引っかかって開きません。
手でブラインドの生地を引っ張りながら操作すると、なんとか開きはしましたが生地がえらい事に・・・
ブラインド交換のため、ほぼバラした状態ですがこのような状態でした。
厄介な事にローラーブラインドを交換しようとすると、サンルーフレールＡｓｓｙの脱着が必要でかなり面倒な作業です。
なんやかんやで外した部品がこちら。
本来ゼンマイ状のスチールバンドに生地が貼り付けられているのですが、剥がれてしまっているだけでなく、スチールバンドも外に出てえらい事になっています。
これ、純正部品は１０万円程するのですが、この類の部品はＯＥＭすら存在せず選択肢は必然的に純正となります。
なるはずなのですが、アリエクで６千円程で部品があるとの事でそちらを使う事に。
ところが届いた部品は取付部が見事に割れています。
アリエクでよくある箱が潰れていたとかでもなく、箱も綺麗で保護材もあった状態でこれです・・・
品質管理がちゃんとなされていないのでしょうね。
スチールバンドの巻きも何やら歪んでいて嫌な予感しかしませんが、代品を送りなおして貰う間は屋根が開きっぱなしで外にも出せないので割れを修理して取り付ける事に。
取り付けて車両に組み戻す前に、ローラーブラインドを手動で操作して動きや生地の状態をチェック。
すると、途中からスチールバンドの巻きに歪みがあるためガイドレールから外れて来ます。
話にならない上に代品を送ってもらったとしてまともな物が来るかもわからない。
と云う事で結局純正を使用する事でご了解をいただきました。
ところで交換にはここまでバラします。
純正部品も届いて順次組戻して、完全に組み戻す前にサンルーフ及びローラーブラインドの初期化作業をして動作チェック。
問題なかったので外した部品を全て組んで完了となりました。