大阪府N様 BMW F10 523d 車検整備
車検整備ジョイントディスク交換冷却水漏れ修理BMW 東大阪市BMW F10ヘッドライト結露
BMW専門店スパークオートの津村です。
大阪府N様のお車、BMW F10 523dの車検整備なのですがとても長いお預かりになりました。
と云うのも、お預かりして最初に見積もりのため受け入れ点検をするのですが、その時に冷却水漏れが発覚。
それだけなら良かったのですが、交換部品が本国手配となり、冷却水漏れは治さないと検査に通らないので部品待ちで2週間程かかりました。
漏れていたのはロアホースのサーモスタットハウジング側及びサーモスタットハウジング~リザーバータンクを繋いでいるホースでした。
ホースだけの交換でも良かったのですが、サーモスタットハウジングがエポキシ接着剤で補修されています。
なのでこの際サーモスタットハウジングも一緒に交換する事に。
交換のため外したホース類と新品のサーモスタットハウジングです。
冷却水漏れの修理が終わればエアクリーナーの交換です。
続いてはプロペラシャフトのリアジョイントディスクの交換です。
マフラーを外して遮熱板を外すとジョイントディスクが良く見える状態になります。
大きな亀裂が入っているのがわかりますね。
反対側もかなり大きな亀裂が入っています。
外したジョイントディスクと新品のジョイントディスクを並べてみると、ひび割れの酷さが良くわかりますね。
あとはブレーキフルードの交換や下廻りの洗浄等を経て、検査に行くだけだと思っていたら・・・
入庫時からほんのりヘッドライトレンズが曇っているのはわかっていたのですが、下廻りを洗浄したのも手伝ってなのか結露しています。
ご了解をいただきヘッドライトの結露対策作業へ。
バンパーを外してヘッドライトを取り外し、モジュール類を外して乾燥している間に、ヘッドライトの配線を変更します。
元の状態はコネクターに対して配線が上から入っています。
この状態ではコネクターからの水の侵入もあり得ます。
下からに変更するために束ねているテープをある程度剥がします。
ついでにコネクター裏はコーキングして防水処理を実施します。
変更作業が終わりました。
続いては乾燥及び対策したヘッドライトにモジュール類を組み付けて行きます。
組み付け時、部品設定されている範囲で取り付けシールを交換します。
車両へ組戻したら、一度暖気を取ってフロント周りをシャワーテストして曇りや結露が出ないか確認します。
問題ないようなので完成です。
もう一点追加でリアブレーキパッドの交換です。
今回は低ダストタイプのパッドをチョイス。
同時にパッドセンサーも交換の上、リセットをかけて全ての作業が完了いたしました。
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