奈良県K様 BMW F46 218d ヒーター効き不良修理
BMW専門店スパークオートの津村です。
奈良県K様のお車、BMW F46 218dがヒーター効き不良との事で修理のご依頼。
テスターにて診断をかけてみたところ、右ミキシングフラップの異常が出ています。
このパターンは、暖かい空気と冷たい空気の混合割合を制御しているフラップドアの動作不良で出ている事がほとんどです。
フラップが動作範囲を超えている場合、そこで引っ掛かり戻らなくなるため、暖房最大でも冷機が混入されるためヒーターが効かなくなります。
またこの場合、エアコンフルコールドでも暖気が混入するので冷房も効かなくなります。
BMWは左右独立で温度制御をしているので、片方が効いていないようでも片方は効いている事がほとんどです。
多くは右側がなりやすいようですが、単にフラップの動きすぎが原因であれば修理可能です。
まずは不具合を起こしている方のアクチュエーターを外して、フラップの引っかかりを戻して手でスムーズに動かせるか確認します。
この時スムーズに動かない・軸が空回りする・軸が抜け落ちてる等の症状が見られる場合は、エアコンユニットの交換になるので高額になります。
フラップの動きに問題がない場合は、比較的安く修理が可能です。
フラップの動きに問題がなくても、アクチュエーターが壊れている場合はアクチュエーターも交換する事で修理が可能です。
フラップは必要以上に動かないように小細工した結果。
テスターで動きをモニターしてフルホットの100%から。
フルコールドの0%まできちんと動作するように修理完了致しました。
作業は基本的に朝預かって夕方返しも可能ですが、作業の入庫状況にもよりますのでお問い合わせ下さい。
作業後はもちろんエラーも綺麗になくなりました。
2シリーズやMINI等でヒーター又はエアコンが効かなくて、エアコンユニットの交換が必要で困っておられたら、一度ご相談下さいね。
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