BMW車検　茨木市N様BMW　E46　M3

修理メンテナンス

BMW専門店スパークオート　メカニックの門田です。
今回は、大阪府茨木市N様のE４６　M３の車検です。
N様は、8月上旬に車検見積もりで一度、ご来店されました。
お車を点検したところ、エアコンベルトがひび割れを起こしていました。
それ以外に、これと言って整備が必要な箇所はありませんでした。
お見積りは、油脂類（エンジンオイル・ブレーキフルード・クーラント）の交換、エアコンベルト＆テンショナーの交換になりました。

お盆明けでご入庫頂き、車検作業の開始です。
まずは、ベルト交換から。
エアコンベルトは、手前側にあるので、交換作業としては比較的、楽です。
左の写真は、外したベルトです。
ゴム製なので、ある程度の使用年数、走行距離が経過すると、写真のようなひび割れが出来ます。
このまま放置すると、ベルト切れを起こしてしまいます。
ベルトが切れるだけなら、まだマシですが切れたベルトがファンに絡んだり、ラジエーターホースを傷つけたりするので、切れてしまうと被害がひどくなります。
なので、ベルトが傷んでいると、早めの交換をおススメします。
テンショナーには、プーリーが付いているので、このプーリーのベアリングから異音が発生したり、テンショナー自体が弱くなってベルトの張りが保持できなくなったりします。ベルト交換時には、同時にテンショナーも交換をおススメしています。
ベルトとテンショナーを交換し、油脂類の交換、車検基本整備です。
左の写真は、エンジンオイルフィルターです。
オイルフィルターから出てきたオイルは真っ黒になっています。
納車点検時にオイルを交換してから、約３０００キロ程度の走行ですが、オイルはここまで汚れます。
エンジンオイルはエンジンの調子にも係わってくるので、オイル管理はとても重要になります。
オイル交換やその他の整備を済ませ、陸運局で継続検査です。