大阪市N様 BMW E60 525iハイライン 車検入庫
BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、大阪市N様のE60 525iハイラインの車検です。
まずは、お見積りです。
N様は、年間15000キロほど走行されています。
なので、いつも以上に念入りに点検します。
点検の結果、P/Sベルトのひび割れ、リアコントロールアームボールジョイントのダストカバーの破れ、イグニッションコイルの故障がありました。
その他に、スパークオートおススメの油脂類3点交換、マイクロフィルターの交換、ヘッドライトのクリーニング&コーティングをお見積りに入れさせてもらいました。
N様に整備箇所の必要性、重要性をご説明して、ご了承をもらいました。
では、作業開始です。
まずは、ベルト交換から↓
左の写真は、車両から外したP/Sベルトです。
まだまだ、ひび割れは、小さいですが、全周にわたってひび割れしています。
ベルト交換と同時に、テンショナーなども交換します。
テンショナーなどのベアリングも消耗してくるので、ベルトを交換する際には、テンショナーの交換をおススメします。
続いて、イグニッションコイルの交換です。
カバーを外して、引っこ抜くだけです。
イグニッションコイルが壊れると、アイドリングが安定しなかったりします。
チェックエンジンランプが点灯する場合がほとんどですが、たまに、点灯しない場合もあります。
チェックエンジンランプが点灯していなくても、エンジン不調はします。
N様のお車も、チェックエンジンランプは、点灯していませんでしたが、お車を移動させている時に、エンジン不調を感じたので、テスターを繋いでみると、6番のイグニッションコイルエラーがメモリーされていました。
イグニッションコイルを交換後、テスターでメモリーを消去して、エンジン不調が改善されているかをチェックします。
エンジン不調もなく、アイドリングも安定していたので、イグニッションコイルに関しては、終了です。
続いて、コントロールアームボールジョイントのダストカバーの交換です。
ダストカバーが破れて、中のグリスが出て来ています。
ディーラーなどでは、この場合、コントロールアームごとの交換になりますが、スパークオートでは、ダストカバーのみの交換をしています。
コントロールアーム交換と比べて、ダストカバーのみの交換の方が、部品代、工賃が安く抑えることが出来ます。
ダストカバー交換後は、こんな感じです↓
交換後、コントロールアームを車両に復元して終了です。
エンジンオイル交換やブレーキ廻りの点検などその他の整備を終わらせ継続検査です。
車検をお考えの方は、こちらからお問い合わせ下さい。→車検お問い合わせフォーム
BMW専門店スパークオート 門田でした。
コメント